7月のやや懸念となるニュースとしましては、10月から火災保険料が値上がりします。
これは大規模な天災によって保険料の支払い額が増えたことが要因ですが、保険料は、損害保険料率算出機構という第三者機関が出している参考純率というものを各保険会社が参考にして料率を決めています。
その基準である料率(金融で言えば10年国債利回り)が上がったことにより、各民間会社の保険料が上がる仕組みです。さらに、この保険料の値上げは昨年の台風24号による保険会社の赤字を織り込んでいないようで来年さらに値上げするだろうと言われています。
保険をどのように活用するかは賃貸経営のポイントになりますし、申請の実務経験やノウハウの有無によって損益が大きく変わります。
「実は保険適用できた」ということも珍しくありませんので、適用できるかどうか迷われた時はお気軽にご相談下さい。
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