エイブルへの損害賠償問題について

東京の夜景

本記事は公開1~2ヶ月前に配信した不動産投資メルマガの抜粋です。

7月6日、ファインマネジメント社が賃貸仲介大手のエイブルに対して、約2億8000万円の損害賠償を求め提訴した事件が業界で話題になりました。

リフォームの架空請求を含むずさんな管理が問題となっているようですが、エイブル側は派遣社員が担当したと回答しているようで、会社は関与していないという姿勢に驚きました。

事実関係の確認はこれからですが、仮に派遣社員が詐欺行為を行ったとしても組織として管理を請け負っている以上、管理会社としての責任は重大だと感じます。

一方、不動産管理の性質上、ある程度の業務を管理会社に任せることでご本業やオーナー業に専念できる一面もあり、どこまでチェックする必要があるのか、報連相の仕組みも重要ですが最終的にはオーナー様と管理会社の信頼関係次第だと考えます。

管理会社としては信頼して任せて頂いている以上、プロとしてミスがあってはならないですし、頂いている報酬以上の価値を生み出す義務があります。

他の管理会社でも同じようなことがあり得ると思いますので、今回の判決次第では、さらに問題が広がっていく可能性はあるため引き続き注視していきます。

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