今年はいよいよ東京オリンピックが開催されますが、オリンピック後に不動産価格は下がるのでは?といったイメージもあるかと思います。
そこで過去のオリンピック開催国の住宅価格の推移を見てみますと、オリンピック前後で大きく下落したことは無く、むしろ上昇しています。

オリンピック自体はインフラ投資などが活発になる為、街の資産価値を高めることに寄与するはずです。
もちろん、なんとなく下がりそうといったイメージもありますが、オリンピック自体の影響よりもその他の金融政策や世界経済の状況による影響の方が大きいと思われます。
国交省の不動産価格指数によりますと賃貸マンションは踊り場を迎えておりますが、以前として海外からの投資は旺盛で、米投資ファンドのブラックストーン・グループが、日本の賃貸マンション群を一括の取引として過去最大の約3000億円で買うというニュースもありました。


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OYO LIFE(オヨライフ)が大阪・名古屋から撤退
「不動産海外勢」に関連して、昨年のメルマガで紹介したOYO LIFE(オヨライフ)についてのニュースです。
大阪、名古屋での不動産賃貸から撤退するようです。理由は稼働率の低迷とのことで、8000件近い物件数は2~3割減る見通しとのことです。オーナーとの売上保証金額でトラブルもあったようですし、首都圏でも一部エリアで解約の動きが出ていると聞いております。
もちろん規模拡大の中で多少は織り込み済みかもしれませんが、転貸という昔ながらのビジネスモデルで成功するには、それ相応の仕組みと革新が求められると考えます。