円安・インフレが進んだことで円換算での不動産価格が上昇しています。
「不動産の価値が高まったことで価格が上がった」というよりは、
「円の価値が下がったことでより多くの円をつぎ込まないと不動産が買えなくなった」
という表現の方が実態を表しているように思います。
国際決済銀行(BIS)が20日発表した2021年12月の実質実効為替レート(10年=100)は68.07と1972年並みの低水準となりました。
これは今の円安が行き過ぎであるという見方もできますが、以前よりも円高圧力が少ない環境下であることも考慮し、年末の為替を130円と予想している方もいます。


さらに、
- 建築資材の供給不足と人手不足、
- 円安との相乗効果で輸入物価が歴史的水準まで伸びており、
設備関連の工事について今年1年もさらなる値上がりが想定されます。