米国の利上げは想定内ではありましたが、利上げ回数・上げ幅について想定より増えるとの観測が広がり、今後の利上げペースに注目が集まります。
また、不動産市況に及ぼす影響が大きい長期金利ですが、米国の利上げ観測の増加によって、わずかではありますが、日本の10年国債利回りも上昇しています。
直近の5年間では0.2%のラインを超えていないため、この水準を超えて上がるようですと住宅ローン金利の上昇・マンション価格の調整にも繋がりかねないと思います。
収益物件の融資環境におきましても、昨年の秋以降、融資実行金利は上昇傾向にあると聞いています。
さすがに日本の10年国債利回りが急上昇することは想定しにくいですが、米国の株価や住宅価格の調整の影響を受ける可能性は高いと感じます。


