7月1日に令和2年度の路線価が発表されました。全国平均では前年比で1.6%上昇し、前年比での上昇は5年連続になります。
また、47都道府県のうち前年より上昇したのは21都道府県で地方との格差が表れています。
最高価格は35年連続日本一を達成した銀座5丁目の鳩居堂前ですが、4592万円/㎡と銀座のブランド力を物語っています。
ただ、今回の発表価格はコロナ禍の修正を織り込んでいない為、地価が大幅に下落して路線価を下回るエリアなどについては、10月以降に補正率を発表するようです。
路線価は積算価格の計算根拠となる単価ですので、担保評価額に影響を与えますし、これを機に保有資産の路線価増減を確認することをおすすめします。