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アメリカで高まる戸建て需要
住宅ローン金利の低下等で戸建て市場が盛り上がっています。6月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数は前年同月比4.3%上昇し、過去最高を記録。
7月の米新築住宅販売件数は前年同月比36%増となりました

また、戸建て住宅の需要増に対して木材価格が上昇していますので、長期的にはアパートの販売価格に反映されて利回りが下がるということにも繋がるかもしれません。
一方、郊外の戸建て用地の売買が活発になれば、都心と郊外との地価の差が縮小する可能性もあります。
ここ数年は都心の地価が急上昇した為、調整程度に終わるのか新しいトレンドになるのか今後の動向を注視していきたいと思います。
資産バブルが加速するアメリカ
広く長期的な視点で考えてみますと、FRBも物価目標に対して予想インフレ率を高めるような新しい指針を出したため、米国を中心に資産バブルが加速する可能性が高いと考えます。
日本においてもコロナ禍ということで歳出額は注目されませんが、返済への道は遠く、ますます借入することが正当化される時代になりつつあると感じます。
