一方で、急速に進んだ円安を受けて海外勢の動きも活発になってきました。
- ドイツ大手のアリアンツは都心の新築マンションを12棟・約110億円で購入すると発表し、当初予算は2500億円程度あるため、まだスタートを切った段階に過ぎません。
- シェアハウス関連債権をスルガ銀行から買い取った米国ファンドのローンスターは3度に渡る入札で合計1214棟、770億円分のシェアハウスを取得し、「TOKYO β」というブランドで再始動します。
- 驚いたのは、米ゴールドマンサックスと双日が組み、それぞれ出資する新会社で中古住宅を購入するというニュースです。年間投資額は500億円とそこまで大きくはありませんが、古くなった物件を購入し、環境負荷への負担を軽減する方針とのことです。
125円を超えてさらなる円安が加速するかは微妙なところですが、今後も潤沢な海外マネーが日本へ流入する可能性はありそうです。
