入居率が損益分岐点の80%を切ったレオパレスですが、来春の借り上げ賃料の交渉に向けて12月上旬からオーナー様への説明を開始したとのニュースがありました。
直近2年は相場を理由に賃料改定をしていないとのことですが、管理戸数が57万戸を超えていることを考慮しますと、間接的に賃貸市場に影響を与える可能性は無視できないと思います。
施工不良が22万戸程度残っており直近の是正ペースが毎月500戸とのことですので、是正していない物件についても家賃減額の強行手段を取るのか、その場合は売却案件が増えるのかなど、注視していきたいと思います。
ちなみにレオパレスが長期保有をしていた物件はいくつか不動産会社へ売却され、その再販物件についても市場に出てきましたが、売れ行きは好調でした。(RCマンションなので通常のレオパレス物件のイメージとは異なります)