武蔵浦和エリアを解説

不動産投資を成功させる上で、重要なファクターとなる賃貸需要。

郊外に強い私たちだから知っている、あまり知られていない割に賃貸需要の高いエリアをご紹介します。不動産投資のエリア選定に役立てばと思います。

今回はさいたま市南区の「武蔵浦和エリア」です。

★タワマンなどが増え現在注目のエリアです。

目次

都心へのアクセス良好

JR京浜東北線の武蔵浦和駅から

  • 「池袋」駅:約20分
  • 「新宿」駅:約25分
  • 「渋谷」駅:約30分
  • 「東京」駅:約40分

と、主要駅へのアクセスは良し。

特に都心部(池袋、新宿など)へは30分以内と魅力的です。

タワマンが続々誕生!

駅を降りると真っ先に目につくのがタワーマンション。

かなり大きな歩道橋も架かっており、駅前はかなり開発が進んでいるようです。

西口方面では、今まさに建設中のタワーマンションも発見しました。

これだけ開発が進んでいると、人口や賃貸需要の増加も期待できそうですね!

駅直結の商業施設にはスーパー等の施設も充実していて、生活利便性は文句なしです。

駅前の開発が進んでいるといっても、ガヤガヤとした雰囲気はなく落ち着いた空気が流れている点は非常に魅力的です。

駅徒歩圏内に住宅街

武蔵浦和は駅から少し歩くと住宅街が広がっています。車がなくとも生活利便性が高い生活を送ることができるのは魅力です。

また、駅から15分程歩けば大きな公園もあるため、ファミリー層にとっても暮らしやすいエリアではないでしょうか。

生活利便性も確保しながら、治安の良さも担保されているため、まさに「ベッドタウン」として優れた街だと感じます。

乗降人員・人口・地価、全て上昇中!

数字で街を見てみると、乗降人員・人口・地価のいずれも上昇傾向にあることが伺えます。

【JR東日本 各駅の乗降人員より作成】
 https://www.jreast.co.jp/passenger/2019.html
【さいたま市HP 人口・世帯数より作成】
https://www.city.saitama.jp/006/013/005/001/index.html
【国土交通省地価公示・都道府県地価調査より作成】

ここ南区はさいたま市内で最も人口が多い区域ですし、特に武蔵浦和は交通アクセスや生活環境の良さ、近年開発が進んでいることも相まって将来的にまだまだ盛り上がりの余地があるエリアだと考えられます。

武蔵浦和の賃貸需要

今回も賃貸業者へのヒアリングを行って参りました。

この武蔵浦和エリアのポイントとしては、

 ①新築、中古物件の格差が広がっている

 ②武蔵浦和ピンポイントで探す人が大多数

この2点に集約されます。

①新築物件の賃料が高騰しています。

1LDKでも賃料15万円程度と東京都心部並みの水準で募集されていた事例もありました。

中には、建物の建築前(もはや土地だけの段階)に満室となってしまう事例もあるとのことです。

一方で中古物件はなかなか賃貸は厳しいとの意見もありました。特に単身だと難易度も上がるようです。

②武蔵浦和駅ピンポイントで探す人が多数です。

上記の通り、武蔵浦和エリアは開発が進み生活環境が整ってきております。

結果として人口や乗降人員の増加が進み、武蔵浦和エリアでピンポイントの根強い賃貸需要が形成されているものと考えられます。

武蔵浦和のリーシング戦略

先ほど「中古は厳しい」とありましたが、工夫次第と感じます。

弊社もこの武蔵浦和に築30年前後/駅徒歩約15分/単身の1棟マンションを保有していますが、満室稼働中です。

募集条件の観点からいうと、「武蔵浦和×予算〇万円」とピンポイントの条件で物件を探す方が多いため、初期費用キャンペーン等を実施することでそうした層に向けて訴求が可能になります。

また新築同様とまではいかなくとも、アクセントクロスやフロア張替などの比較的少額で行える「表層リノベ」は効果的です(下記は弊社物件での事例)。

3点UBの表層リノベ

そのため、新築と中古物件の格差が進むエリアではありますが、条件や内装を工夫できれば中古物件でも埋まるだけのポテンシャルを引き出すことが可能です。

まとめ

開発も進み将来的な盛り上がりが期待できる武蔵浦和エリア。

是非ご検討エリアに加えてみてはいかがでしょうか。

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